僕は2回卒検を落ちた
僕は普通二輪の卒検に2回落ちました笑
原因は急制動、、
2回とも急ブレーキでタイヤがロックされバランスを崩して転倒してしまいました。
ちなみに上の画像は2回目の卒検で派手に転んだ時にバイク用ジャケットに穴が開いた写真です。
なぜ練習ではできたのに卒検ではミスるのか?
なぜ練習ではできていたのに卒検ではミスるのでしょうか?
緊張ももちろんあるとは思いますが、一番はなんとなくできているだけで腑に落ちていないからだと思います。
例えば僕の場合は1本橋は得意なので本番でもミスることがイメージできません。
それだけ、1本橋のコツをしっかり掴んで腑に落ちているからです。
しかし、急制動は練習ではなんとなくできているものの、なんだかコツを掴みきれていない。
自分でも自信を持ってできるわけではなく、たまたまうまくいっただけといった感じです。
この自信の差が卒検という本番に現れたのだと自分では分析しています。
最終ゴールは卒検合格ではない!
教習所にいると最終ゴールが卒検合格に感じますが、違います。
最終ゴールは公道で安全に運転することです。
教習所ではいくらミスしても警察に捕まるわけではないですし、誰かを傷つけることもありません。
僕の場合は急制動で2回転倒していますが、もしこれが公道で目の前に人がいたらと思うとぞっとします。
しかし、僕がミスしたのはあくまで教習所内なので、自分が少し怪我するくらいで済んでいます。
バイクは車と違って公道での練習がないので、卒検に合格した後は一人で公道を走らなくてはなりません。
公道で事故を起こせば警察のお世話になるし、状況によっては相手を怪我させることもありえます。
公道という本番を走る前にいっぱい失敗しておくことは決して悪いことではありません。
下記の①と②を考えてみてください。
②教習所で失敗を繰り返して卒検に数回落ちたが、公道では事故を起こさず運転できている
実際の公道を走る場合は②の方がいいんです!
教習所にいると同じ時期に入った人が卒検に1発で合格していく姿を見て、自分が落ちこぼれのように感じるかもしれませんが、それは違います!
何回卒検に落ちても公道で事故を起こさず安全に運転できるのであれば、あなたは落ちこぼれではなく、優秀なのです!
補講では自信をつけろ!
卒検が落ちると補講をしてOKだったら再度卒検ができるようになります。
この補講では徹底的に自信を付けましょう!
自信を付けるには腑に落ちるまで練習する必要があります。
この時、なんとなくできても、いまいち腑に落ちていない場合は教官にそれを伝えましょう!
実際僕も「急制動だけ50分間練習させてくれ!」と教官に頼み、少しでも違和感を感じていることがあれば、その違和感を素直に教官にぶつけました。
少なくともなんとなくできている状態で補講を終えてはなりません。
この補講の最大の目的はなんとなくできる状態でパスすることではなく、自信をもってできるようになることです!
自分が納得してできるようになるために教官を使い倒してください。
最後に
卒検に2回落ちた僕も今はNinja400を納車し、公道を走っています。
卒検に落ちたときは自分はバイク向いてないのかなと思って、バイク購入をやめようかなと考えたりもしました。
しかし、公道を走ってみて感じたのは教習上でミスをしてよかったということです!
公道は教習所では起きないシチュエーションに何度も遭遇します。
もし、教習上でなんとなく講習をクリアして、卒検もなんとく合格していたら、公道に出た時に色々トラブルが起きていたと思います。
僕の場合は教習上で何回もミスして卒検の内容に関しては腑に落ちた状態で卒業できたので、それが公道を走っているときでも役に立っています。
今この記事をここまで読んでくれた方は卒検に落ちて落ち込んでいると思います。
その気持ち分かります。
僕も自信をなくして、ネットで「卒検 落ちた」で検索して、いろんな情報を見ていたので(笑)
今は落ち込んで自分はバイク運転のセンスがないと思っているかもしれません!
でもよく考えてください!
今まで講習をクリアし、見極めも合格してきたんです。
センスがないわけでも覚えが悪いわけでもありません。
ただちょっと自分の中で腑に落ちていない部分があって、本当に自信を持ってできていないだけです。
その自信が持てていない箇所を補講でしっかり自信を付けられれば、あなたは必ず合格できます!
あなたの卒検合格を祈っています。
頑張ってください!
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