システムヘルメットのメリット・デメリット
メリット
システムヘルメットのメリットはやはりその利便性です。
システムヘルメットであればヘルメットを脱がずに以下のことができます。
- 飲食ができる
- コンビニにそのまま入れる
- くしゃみを外にできる
- 湿気を外に逃がせる
安全性もジェットヘルメットやハーフヘルメットより高く、これらの利便性があるのでシステムヘルメットは非常に便利です。
デメリット
デメリットとしてはやはり少し重く大きいということです。
システムヘルメットは開閉できる分どうしてもパーツ数が多くなり、重く大きくなりがちです。
また、フルフェイスヘルメットに比べて気密性は落ちるので高速走行しているときに少し風切り音がするモデルもあります。
デザインもフルフェイスに比べればラインナップは少ないので、デザイン性重視の人にとってはシステムヘルメットのデザインは少し物足りないかもしれません。
逆にデザインにあまりこだわりがなく、普通のブラックやホワイトでよいという方はこの辺はあまり気にしなくてよいと思います。
価格に関しては、一般的にはシステムヘルメットの方が高いと言われています。
たしかにシステムヘルメットの方が平均価格は高いかもしれませんが、手ごろな値段のシステムヘルメットもあるので、価格重視派の人は手ごろなモデルを購入すれば問題ありません。
各メーカーのシステムヘルメットの価格と重さを比較してみた
今回バイクヘルメットメーカー5社が出しているシステムヘルメットの重さと価格をグラフにしてみました。
これを見ると分かりますが、1750gが一つの境目になっています。
バイクのヘルメットは軽い方が首や肩への負担が少ないので、基本的に1750g以下のなるべく軽いモデルを購入することをおすすめします!
おすすめのシステムヘルメット5選(価格順)
【LS2】SCOPE *20年秋発売
・安い!
・インナーバイザー付き
・インナーの取り外し可能
・あごヒモは着脱がラクなクイックリリースバックルを採用
・ベンチレーションあり
2020年秋発売なので、この記事を書いているときはまだ発売されていませんが、重さも1680gと軽いながら価格も22800円抑えられているシステムヘルメットです。
インナーバイザー付きで、インナーも取り外し可能で洗うことができ、機能的にも必要なものが揃っています。
価格重視派におすすめのシステムヘルメットです!
【OGK】RYUKI
・UV&IRカットシールド付き
・インカム取り付けスペースあり
・ブレスガードが大型化し、シールドが曇りにくくなった
・帽体付近の気流をコントロールし、負荷を軽減するウェイクスタビライザーを採用(Kabutoの特許システム)
・エアベンチレーション搭載
・インナーの取り外しが可能
・眼鏡対応のチークパッド
なぜ僕はOGK RYUKIを購入したのか?OGK RYUKIが僕の初ヘルメットですが、そもそもなぜシステムヘルメットを選んだかというと、やはり利便性です!フルフェイスもいいなと思ったのですが、やはりヘルメットを被ったままドリンク[…]
【LS2】VORTEX
・最軽量(Lサイズ 1600g)
・インナーバイザー付き
・インナーの取り外し可能
・あごヒモのパーツ部分にはスチール製クイックリリースバックルを採用し強度アップ
・ベンチレーションあり
【HJC】HJH157 RPHA90タニスク
・デザインがおしゃれ
・インナーバイザー付き
・眼鏡スリットあり
・インナー取り外し可能
【SHOEI】NEOTECⅡ
・ベンチレーション性能がNEOTECに比べて1.7倍にアップ
・軽量(Lサイズ 1720g)
・ボーテックスジェネレーターで風切り音を低減
・気密性を高めた新設計CNS-3シールド
・インナーは取り外し可能
・SRL装着可能
・ノイズアイソレーターでヘルメット下側からの風や音の侵入を防ぐ