レーシャムのダウンは2種類
通常モデル ※今回購入したもの
通常モデルはヘルメットと干渉しないように斜めに配置されたファスナーが特徴的で、バイク用とは思えないおしゃれなデザインが特徴です。
生地内部には防風フィルムが入っているため防風性が高く、ストレッチも効いているので動きやすく着ててラクなダウンジャケットになっています。
価格も1万円以下と安く高コスパなダウンジャケットです。
- 防風性が高い
- ストレッチ素材
- ヘルメットと干渉しないよう設計されたファスナー
- ブラック、ベージュ、アーミーグリーン、ネイビーの4色展開
プロテクター取付が可能なモデル
もう一つレーシャムにはプロテクターが取付可能なモデルがあります。
基本的には通常版と同じですが、デザインの他に2点違いがあります。
- プロテクターを入れるボケットがある(プロテクターは付属してません)
- 一部コーデュラナイロンが使われている
背中、胸、肘にプロテクターを付けるポケットがあり、コミネのプロテクターをベースに作られているみたいです。
また、肘や胸、ファスナー部分にはコーデュラナイロンが使われており、耐久性も少しアップしています。
- 肘、胸、背中にプロテクターを入れることができる
- 肘、左胸、ファスナー部分にコーデュラナイロンが使われている
- 防風性が高い
- ストレッチ素材
- ヘルメットと干渉しないよう設計されたファスナー
- ブラック、ベージュ、アーミーグリーン、ネイビーの4色展開
身長173cm 体重76kgがレーシャムダウンを着るとこんな感じ
インナープロテクターなし(私服の時)
これがバイク用のジャケットといっても誰も気づかないですよね。
インナープロテクターあり(バイクに乗る時)
インナープロテクターを着てもストレッチ性が高いので動きづらさとかはないです。
レーシャム ダウンのいい点
バイク感のないおしゃれなデザイン
レーシャムのダウンジャケットの最大のメリットはなんといってもこのデザイン性!
めちゃめちゃこかっこよくないですか?
個人的には一目惚れ!
バイク用のジャケットってどうしても”バイク感”があってダサいものが多いですが、このジャケットは私服で着ても違和感のないデザインです。
特に斜めに配置されたファスナーがカジュアルさとスポーティーさを醸し出していています。
通常のバイク用のジャケットのようにプロテクターなどは付いていませんが、このオシャレ感でコスパもいい点がこのダウンの最大のグッドポイントです!
ロゴがない
レーシャムのダウンジャケットですが、外側にロゴがありません。
ふ〜んって思うかもしれませんが、実はこれすごいことなんです。
あのユニクロもロゴを排除することで大ヒットしたブランドですが、通常企業はロゴを付けて少しでも認知度やブランド価値を上げたいというのが本音になります。
一方で消費者からすると有名なハイブランドならともかく、無名なブランドや安い商品のブランドはない方がいいと考えるのが普通です。
この企業側の思いと消費者の思いのギャップが難しい点ですが、リーシャムのダウンはおそらく消費者に寄り添ってブランドロゴを付けなかったのだと思います。
このロゴがないことでダウンジャケット自体がよりシンプルで洗練されたデザインとなり、かっこいい見た目に仕上がっています。
防風でめっちゃ暖かい
レーシャムのダウンジャケットは間に防風フィルムが入っているので、風邪をほとんど通しません。
また、中に入っている綿も結構入っているのでめちゃめちゃ暖かいです。
僕は普段プライベートでも使っていますが、天気がいい日はむしろ暑くて汗をかくほどです(笑)
ストレッチが効いてて動きやすい
レーシャムのダウンジャケットはストレッチ生地なので動きやすいです。
特に背中のストレッチがよく効いててバイクに乗って前傾姿勢をとっているときも背中周りが突っ張る感じがなくすごく楽です。
ポケットが多い
レーシャムダウンはポケットが多く、全部で6箇所あります。
また、外側のポケット全てにファスナーが付いているので財布やスマホなどを落とす心配はありません。
■ポケット
- 通常ポケット(左右2つ)
- 腕ポケット(左右2つ)
- 左胸ポケット(1つ)
- 内ポケット(1つ) ※ファスナーなし
フードのばたつきを防ぐことができる
バイクに乗っている時にフードがあるとバタついて邪魔な時がありますよね?
レーシャムのダウンジャケットにはフードのバタつきを防ぐ留め具があり、このあたりもバイクに乗る人のことを考えられた設計になっています。
絞り込むためのマジックテープがある
バイクを乗る人にとって風圧は敵です。
レーシャムのダウンには脇腹、二の腕部分に絞り込むためのマジックテープが付いています。
高速走行など風の抵抗を少しでも減らしたいような場面ではこのマジックテープで絞り込むことで抵抗を減らすことができます。
レーシャムのイマイチな点
ベンチレーションがない
↑普段着ているNANGAのダウン。脇下にベンチレーションがあるので暑い時はここを開けて温度を調整できる。
レーシャムのダウンジャケットは防風でめちゃめちゃ暖かいですが、暖かすぎて汗をかきます(笑)
バイクを乗っている時はまだいいのですが、バイクから降りて歩いてると汗を書いてダウンの中が濡れます。
脇腹にベンチレーション用のファスナーとか付けて、暑い時は熱気を外に出せるような仕組みにしてほしいな感じました。
反射材がない
レーシャムのダウンジャケットはバイク用ではありますが、反射材がありません。
反射材がないのでバイク感がなく、私服っぽく着れるのがメリットですが、一方で夜間走行時の安全性は少し劣るのでここはトレードオフになります。
引き裂きにはそこまで強くない
レーシャムのダウンは1万円以下ですが、生地はしっかりしています。
しかし、コーデュラナイロンとかの耐久性が高い生地ではないので、事故でアスファルトと擦れると摩擦熱で溶ける可能性は高いです。
レーシャムのダウンはおしゃれですが、有名ブランドのものと比べると安全性は少し劣るので、そこはインナープロテクター等で補いましょう。
本格ダウンよりは重い
僕は普段NANGAのダウンジャケットを着ています。
レーシャムのダウンジャケットはポリエステルの綿を使っているので、本物のダウンジャケットに比べれば重たいです。
疲れるほどの重さではありませんが、もう少し軽量だとなお嬉しいなといった感じです。
最後に
今回レーシャムのダウンジャケットを紹介しましたが、個人的には通常版がおすすめです。
理由としては5つあります。
- 1万円以下で安い
- プロテクターはインナープロテクターで解決できる
- 高いモデルのコーデュラナイロンが付いているのはあくまで肘だけ。それ以外は飾りなのでそこまで実用性はない
- 防風性、暖かさは高いモデルも安いモデルも同じ
- デザインは通常版の方がオシャレ
通常版の方が1万円以下で安く、コスパ最強なので、僕と同じようにバイクに乗る時も私服のようなオシャレなバイク用ジャケットをお探しの方はレーシャムを検討してみてください。